広告チラシを作製する時のポイント
広告を作製しても先ずは見ていただけなければ全く意味がありません。
広告やパンフレットは、用途で作り方も違ってきます。特にポスティングをご利用される方には広告のインパクトも大切な要素です。ポスティングは広告を受け取る方が、必要か必要でないか広告を選別する瞬間が必ず訪れます。それはほんの2-3秒のことかもしれません。しかしその瞬間は必ずあるのです。つまり、この決定的なチャンスを活かすには広告の作り方が大切になってきます。このチャンスを活かす方法として簡単なところでは配置とキャッチフレーズがあげられます。
キャッチフレーズは短く、重要なワードが入っていること。配置は左上にインパクトのあるもの(屋号やロゴなど)を入れること。この2点を意識するだけで構成が出来上がってくると思います。
特に左上部分は重要で、人間の目線が左から右に流れることを利用して左上のスタート地点に業種がわかる工夫があると効率よくすすみます。先ずはインパクトの意味を間違えずに、変に凝ったり奇をてらうより、ストレートに親切に受け取る方が見やすい配置から始めることをおススメします。
POINT1を踏まえて、記憶してもらう広告について考えてみます。皆さんは「郵便局」と言われたら何を発想するでしょうか?「〒」のマークや「赤」と答える方が多いかもしれません。ではマクドナルドと言われたらどうでしょう?これも「M」や「赤」と答える方が多いのかと思います。
これには2つの広告における大切な要素があります。
「継続」と「配色」です。
継続は「赤色の空き缶が落ちてる」というだけで「コーラかな?」と思われるほど定着させることです。これは長い期間が必要となりますが、広告の左上のロゴをずっと定着させるだけで効果があります。また、広告で見た看板と実店舗での看板が同じだけで意味がでてきます。そして、これをより効果的にするのが配色です。例えば、青地には黄色の字など、色相環の反対ある色を「補色」と言ってお互いの色が引き立つ効果があります。右図・写真のように、青空にヒマワリや菜の花が映えて写り印象に残るのは補色の力が大きいと言えます。記憶に残りやすい色の使い方として広告にも応用していきます。色の話は三原色を理解していく必要があるのですが、とりあえずここでは補色を覚えておくだけでも十分です。実際に我々が広告を担当する場合、更に色々なテクニックを入れていくことになります。
即集客ではなく追々お客様になるであろう方への広告も考える必要があります。 例えば0歳のお子さまのいるご家庭に2歳からの幼児教室の広告が配られたとします。これを「惜しい」で終わらせないように保管しておこうと思える広告を作ることも大切です。飲食店や美容室のクーポンは即効性がある広告が必要ですが、前述したように「今はタイミングではない」という方が、念のため保管しておこうと思える工夫をします。これに関しては内容のキャッチコピーなどの技術、好印象の配色の他に「紙の質」が大切になります。ピザ屋などのメニュー表を思い出してください。これは保管を目的に作られていますが、普通のA4用紙ではない劣化しにくい紙が使用されているかと思います。このように、自分が記憶に残っている広告をその目的を察して真似してみるのも一つの手段です。
広告(ポスティング)において最も重要なのがゴールの設定です。広告を作り、それを配布して満足されてしまう方は思いのほか多いです。広告は情報を伝えるものかもしれませんが、集客するために情報を伝えていることを忘れてはいけません。集客のための情報です。ですからオーナー様が言いたい事を書くだけではダメです。お客様に興味を持っていただき、その答えが店にあるという流れを作らなければなりません。例として「美味しそうなパンだなぁ」と思ってもらうのではなく「美味そうなパンがあるからお店に行こう」と思ってもらわなければならないということです。同じようなことに思われるかもしれませんが、積み重ねていくと大きな違いへと変わっていきます。先に明確なゴールを設定してから広告を作ることが大切です。
広告チラシ作製依頼について
首都圏ポスティング協同組合では、広告作製、広告の印刷をなるべくコストを抑える形でお受けいたします。
ただし、本サービスは加盟社へのポスティングご依頼のお客様限定とさせていただいております。
◆ 広告作製(A4・片面カラー)15,000円〜
◆ 広告内の挿絵 1カット3,000円〜
◆ 印刷(サイズ、枚数、着色で大きく異なりますので詳しくはお問合せください)
依頼内容で料金が異なってきますのでお気軽にお問い合せください!