定期検査の導入
首都圏ポスティング協同組合では組合間のポスティング業務の相互監査を検査委員会にて行い、お届け精度の向上を常に図ります。
サービスを向上させる、お客様に貢献する、少しでも低価格を目指す。こういった努力を重ねてもその基盤となる「安全」「安心」という品質が疑われては何の意味もありません。
こういった検査を導入しても所詮は仲間内でのパフォーマンスと思われるかもしれません。しかしこの取り組みはお客様のためでもありますが、実際は私たちポスティング業界のための取り組みです。ほとんどのポスティング会社さんはしっかりと仕事をこなしています。しかし残念ながらごく一部にそうではない業者が存在するのも事実です。まじめに仕事をしているほとんどのポスティング会社にとっては本当に迷惑で不愉快な問題です。
我々はこういったシステムを導入し、いい加減な業者を許さない姿勢で、徹底的に追い詰めて撲滅させることを目的としています。ですから、この検査に関しては一切の妥協はありません。
当然、首都圏ポスティング協同組合に所属する会社は、この検査は絶対に拒否できないことを承知して加盟しています。
「首都圏ポスティング協同組合に加盟してる会社は安全」
そう言われる日を目標に、徹底的な検査と品質をお約束いたします。
GPS装置の使用
首都圏ポスティング協同組合加盟社をご利用いただくお客さまに明確な安心をお伝えできるよう発案された取り組みです。
ジーピーエス(以下GPS)はご存知の方も多いかと思いますが、カーナビなどで使用されている人工衛星と地上の制御局を利用して、位置を測定するシステムです。
このGPSシステムを利用し、ポスティング時の軌跡を明確にして、我々が「責任」の所在をしっかりと把握できる仕事をしていることを、ご依頼主さま、地域の住民の方々に、ご理解をいただくことを目的としています。
ご依頼主様にはポスティングスタッフの軌跡を明確に提示できることによって配布業務が問題なく行われたことをご確認いただけます。
地域住民の方々には、いつ、どこで、どのスタッフがポスティングを行ったかを把握できることによって、トラブルなどの場合、会社の行動証明、ポスティング業務への責任が明確になります。
品質に妥協しない、安全と安心を何よりも優先する首都圏ポスティング協同組合だからこそ導入できるシステムです。
配布スタッフユニホームの義務化
ユニホーム着用の目的は2つです。
【1】 配布スタッフの明確化
首都圏ポスティング協同組合加盟社のポスティングスタッフであることを明確化することで自らを律し、いい加減な仕事がをしていないことを目に見える形で証明します。
組合のロゴを付けているわけですから、首都圏ポスティング協同組合が目指す品質をおとしめるような行動は一切ありません。前述したGPSにより行動の軌跡も把握しております。
またポスティングスタッフを明確にすることで不審者などと間違われにくくする効果もあり、一緒に働いてくれる首都圏ポスティング協同組合加盟社のポスティングスタッフのみなさま自信をお守りする役目をはたしてくれています。
【2】 ユニホームの定着化
首都圏ポスティング協同組合のユニホームを定着化させることを目標にしています。宅配便業者様の制服、郵便局職員様の制服、ヤクルトレディースタッフ様の制服など、訪問を伴い公道を使用する業者様は気の遠くなるような努力でユニホームの定着化を安定させました。
郵便局員の方が人気のない道を歩いていても、宅配便のスタッフの方が玄関のチャイムを鳴らしていても、もはや不審と思われる方は少ないのではないでしょうか。むしろ「あ、郵便局の人だ」という感じで安心すら感じます。
残念ですが首都圏ポスティング協同組合のユニホームはまだまだ認知されていません。この先長い長い時間をかけて誠心誠意まじめに仕事をしても定着しないかもしれません。それでも一歩を踏み出さないと地域の方に信頼をいただくことはできません。
「首都圏ポスティング協同組合のユニフォームを着た人達なら安心」
いつかそう言われるよう、日々精進し、皆様のお役にたてる安心な組織へと成長していくことをお約束いたします。