ポスティングは委託会社で結果が変わる!
ポスティングをされる方の多くは、ポスティングを依頼されたことに満足し、依頼することがゴールとなってしまっています。広告を作ったり、実店舗でのお仕事が忙しかったりして仕方ないとは思うのですが、それでは意味がありません。
明確に目的を持ち、何を持って成功とするのかをしっかりと考えてポスティングを依頼することが重要です。「配布したクーポンが10枚戻ってくる」「お問い合わせが5件ある」「入会者が3名」など、どんなゴールでもいいので明確に考えることが後術するcheck2、check3に活きてきます。
どんなに広い範囲に大量の広告を配布をしても、広告自体に魅力を感じていただけなければ、ポスティング以前の問題となってしまいます。
広告チラシの作製に失敗してはポスティング自体が無意味な投資です。
失敗例として、ご依頼主さまの自己満足的内容とデザインになるケースが最も多くあります。
こういった失敗をしないよう、広告チラシ作成は必ず第三者の目を入れ、電話番号を書く位置、フォントの大きさ、色まで、しっかりと考えていかなければなりません。もちろん広告に関しては知識の浅い方も多いことと思います。首都圏ポスティング協同組合加盟社は広告作成段階からのご相談もしっかりとお受けいたしております。
ポスティングをしました。そこそこ集客がありました。またお願いします。
こういった考えを変えていきましょう。ポスティング結果は財産です。
同じ時期に同じ地域に広告をまいたのに去年と今年で結果が違う。それは去年と今年の広告が違うからではないでしょうか?同じように、時期をずらしただけでも、地域を変えただけでも結果は変わってくるかもしれません。ただ漠然と広告物を配布するのではなく、この時期にこの広告をまいたらこうなったという結果とデータ収集までがポスティングの大切な一部です。全く集客できなかったとしても、失敗したデータが同じ失敗をしない為のデータに変わります。我々はこういった仕事を繰り返しておりますので、極力失敗しないデータを基とした提案が可能です。
下左図のような地域があるとします。(※地図は説明用に無作為に選んでいます)
この場合、我々は住所ではなく下右図のような区切りで考え、13に割り振ります。
では何故13地区に割り振ったのか? そのカギは線路、国道、河川にあります。
住人の生活圏は、遮断されるものによって大きく変わります。川を渡る橋、線路を越える踏切、駅の反対側、国道を越える横断歩道。近いから行くのではなく、遠くても行く場所があるのです。
例えば「A駅は近いけど川を越えるのが渋滞でめんどくさいから通勤はB駅を使用しています」といった感じの話は、川を踏切や国道に置き換えたり、駅をスーパーやクリーニング店に置き換えてご自身にも心当たりがあるのではないでしょうか?
今回13に区切った地区は川、道、線路から予測したこの地域の生活圏です。今回はあくまで予測ですが、ご依頼いただく時は地元の加盟社が責任を持ってコンサルティングいたします。
左図は河川を基線に生活圏を考えたものです。
上記で細分化した13地区の方はそれぞれどの駅を利用するのかを考えたり、どの橋を利用するか考えたりすると自然と人の流れが予測できます。
今回は無作為に選んだ地図なので詳細なデータは使用していませんが、橋の渋滞などでも行動範囲は大きく異なります。
上部でも書いた「遠くても行く場所がある」の例です。川向こうのお店は家のすぐそばなのに、川を渡らずに遠いお店に行くということも十分に考えられます。
逆に考えると、ポスティング広告を考えなしにばらまくのではなく、戦略的に行うことで、配布枚数を減らし(コスト削減)自分では考えてなかった地域からの集客もありえることになります。
これは決して珍しいことではありません。
左図は国道(大通り)を基線に生活圏を考えたものです。
この考え方は学習塾やカルチャー教室などに大きく影響します。小さなお子さまや年配の方に大通りを渡らせたくないと考える方が多いことが原因のようです。
左図は駅・線路を基線に生活圏を考えたものです。
スーパーやクリーニング店などに大きな影響があります。
皆様も「駅の反対側だからいいや」と思ってお店に行くのをやめた経験はあるのではないでしょうか?
それでも来店していただこうと考えるのか、それなら有利なエリアを探してそちらにまわそうと考えるのか、そういった点の相談にポスティング会社の力量が現れます。
ここで説明させていただいた内容はポスティングコンサルティングの一部です。実際はもっと複雑な要素が絡み合っています。
また説明で使用した地図もあくまで例ですので、実際にご依頼される時は更に詳細なデータを基に提案させていただいております。
ここでは紹介できなかった「坂(地形・高低差)」について、「学校の位置」について、「市役所の位置」について、「繁華街の位置」についてなど人の流れは流動的で施設が一つできただけで大きく変わっていきます。
仕事を受ける我々がこんなことを言うのも変ですが、ご依頼される方には、できるだけコストを抑えていただき、最小限の労力で最大限のポスティング効果を発揮していただきたいのです。
調子よく聞こえるかもしれませんが本心です。この考え方がポスティング業界の信頼につながり、ご依頼主さまとのよりよい関係を築けるものと信じています。
是非一度、首都圏ポスティング協同組合によるワンランク上の戦略的ポスティングをお試しください。